児童が一人1台端末を持つGIGAスクール自体において、インターネット由来のトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクが高まる中、こうした危険を回避して利便性を享受するための情報モラル教育は社会的にも急務となっています。
 香川大学の学生で構成するサイバー防犯ボランティアSETOKUが、高松こどもみらい仕事体験イベント実行員が主催する「みらいワクワク!こども仕事体験フェスタin高松」にて小学校3年生から6年生向けに「インターネットセキュリティ授業」を行いました。
 児童に身近となったインターネットにおける「ネット課金」「炎上」「SNS上でのやり取り」を取り上げ、それぞれ仮定したトラブル学生が演じて、どこで間違えたのか、何がいけなかったのかをクイズ形式で、参加した児童に答えてもらいました。
 今回は新たな試みとして、冒険学習型デジタルスタンプラリー「キノコラリー」を導入して、ここで学んだ内容をゲーム感覚で復習できる教材の提供を行いました。

 授業を受けた児童からは「インターネットについて知ることができてうれしかった。」や「詳しく、わかりやすかった。」という感想が寄せられました。また、保護者からは「これからネットの世界に飛び込む子供達にとって大変学びのある時間になりました。」や「ゲームで学べるのも今の子供達にはあっていると思います。」という意見が寄せられました。

 授業をした学生からは、「子どもたちもしっかり授業に参加してくれて、保護者の方と一緒にインターネットについて学んでもらえてよかった。」や「小学校での授業よりも大人数に授業する難しさはあったが、貴重な経験ができて子どもと一緒に楽しめた。」という感想が寄せられました。


参加学生:
教育学部:玄馬久那愛、岡和奏、石田円花、藤原慈丈、香川綾音、飯間陽菜
創造工学部:佐藤璃音、田宮遥奈、藪内瑞生、西優香、下條公寛